日々の出来事

地域学校保健委員会

7月4日(木) 学区の小中学校合同で「地域学校保健委員会」を開催しました。

「学校保健委員会」は文部科学省の通知等で、各学校に設置が求められている組織です。これは、学校における児童生徒の心身の健康問題を研究協議し、健康づくりを推進する組織であり、ただ単に意見交換するだけでなく、実践化を目指す組織です。メンバーは学校職員、保護者代表、学校医、学校薬剤師などで、学校によっては児童生徒の代表を加えることもあります。

笛南中学校では、地域の児童生徒の共通課題や発達段階における課題を把握し、健康問題の解決に向けて小中学校が連携して取り組んでいけるよう「地域学校保健委員会」として、一昨年度から小中学校合同で実施しています。

この中で、地域の児童生徒の課題として、「子どもの睡眠時間」のことが挙げられました。年齢が上がるにつれ、夜寝る時間が遅くなり、結果として朝起きにくくなり、朝食を食べない子どもの割合が増えている傾向がありました。

協議後、校医・薬剤師の先生方から、以下のような内容で、指導助言をいただきました。

・新型コロナウイルス感染症はまだ収まっていない。自分の感染予防だけでなく、他に人にうつさない配慮もしてほしい。

・親の生活リズムが子に移ること

・子どもの体力や運動能力が低くなっている。子どもの時期の運動は大切である。

・側湾症のこと、運動によるケガや故障の年代別の多さと特徴

・歯みがきは何もつけないのがいいこと(歯磨き粉には様々な成分が含まれている。)

・学校環境衛生検査の内容

・薬の飲み方、市販薬の乱用による副作用、エナジードリンクの飲み過ぎの悪影響