1学期終業式(7月17日(金))

2026年8月3日月曜日

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 7月17日(金)、1年生は69日間、2・3年生は68日間の1学期が無事終了しました。

8:45、全校生徒が体育館に集合し、1学期終業式が行われました。

この時期の体育館は朝とはいえ気温が上がり始めており、生徒は体育着で臨みました。

 「あいさつ」… 「教頭先生によるはじめの言葉」… 「校歌合唱」… と式はすすみました。「学校長の話」では、校長が担任だったころの1学期終わりの出来事を話しました。(話は後ろに載せておきます。ぜひ、ご覧ください。)

 その後、「1学期を振り返って」では、各学年代表の生徒と生徒会代表の生徒が1学期の「学級の成長や課題」「夏休みに頑張ること」などを堂々と・はっきりと述べました。   (各代表の振り返りは、1学期末に配布いたしました『学校だより』に掲載してあります。ぜひ、ご覧ください。)




夏休みの過ごし方について、西川先生からの話を聞き、教頭先生の終わりの言葉で、式は幕を閉じました。


【R8.笛南中学校 1学期終業式 学校長の話】

1学期が終わるこの頃、毎年、思い出すことがあります。

 

私が2年生の担任だった頃、先生のクラスの男の子が、1学期終業式の3日前にお休みしました。

もの静かで、何事もコツコツ頑張る男の子でした。

「歯が痛くて我慢できないので、歯医者に連れて行きます。」という母親の連絡。

その日の夜、その子の家に電話すると…、「虫歯ではありませんでした。」とのこと。

次の日もその子はお休みです。顎を検査してもらうため、整形外科へ…

その日の夜、その子の家に電話すると… 「顎ではありませんでした。」とのこと。

歯は悪くない… 顎も悪くない… 痛みはひどくなる…

1学期終業式の日、検査のために大きな病院にいきました。

 

その後、その子の家から電話がありました。お母さんは言いました。

「先生、うちの子… 白血病でした。」

白血病とは、血液のガンです。

結局、その男の子は、中学2年の1学期を3日残したその日から、卒業まで中学校に登校することはありませんでした。

つらい… つらい… 抗がん治療でした。

薬の副作用で、髪の毛は抜け、歩けなくなり、車椅子の生活でした。

それでも、がんに打ち勝ったその子は、高校に登校できるようになり、病に苦しむ人達の力になろうと、看護師になる夢をもちました。

半身不随、車椅子の日々の中、必死に努力を積み重ねたその子は、大学入試に合格しました。 

さあ、看護師になる夢に向かってラストスパート… 

 

大学への入学を1ヶ月後に控えた頃、ガンが再発しました。その後は、あっというまでした。

残念ながら、その子の人生は幕を閉じました。写真の中のその子の顔は、くもりのない、最高の笑顔でした。

その笑顔からは、その子が、夢に向かって『完全燃焼』したことが伝わってきました。

 

さて、笛南中学校のみなさん、1学期の生活、いろいろな成果や課題があったことでしょう。 

夏休みは、1学期の自分を振り返るよい機会にしてください。

そして、自分のすべきこと、したいことを精一杯頑張る、そんな夏休みにしてください。 この夏休みを『完全燃焼』してください。

 

最後に、皆さんに「お願い」です。

ここにいる全員が、「生きて」 この場に戻ってきてください。

彼は、この場に戻ってくることは出来ませんでした。

みなさんは必ず 「生きて」 戻ってきてください。 

お願いします。

 

良い夏休みを…。 以上です。