7月17日(金)、1年生は69日間、2・3年生は68日間の1学期が無事終了しました。
8:45、全校生徒が体育館に集合し、1学期終業式が行われました。
この時期の体育館は朝とはいえ気温が上がり始めており、生徒は体育着で臨みました。
「あいさつ」… 「教頭先生によるはじめの言葉」… 「校歌合唱」… と式はすすみました。「学校長の話」では、校長が担任だったころの1学期終わりの出来事を話しました。(話は後ろに載せておきます。ぜひ、ご覧ください。)
その後、「1学期を振り返って」では、各学年代表の生徒と生徒会代表の生徒が1学期の「学級の成長や課題」「夏休みに頑張ること」などを堂々と・はっきりと述べました。 (各代表の振り返りは、1学期末に配布いたしました『学校だより』に掲載してあります。ぜひ、ご覧ください。)
夏休みの過ごし方について、西川先生からの話を聞き、教頭先生の終わりの言葉で、式は幕を閉じました。
【R8.笛南中学校 1学期終業式 学校長の話】
1学期が終わるこの頃、毎年、思い出すことがあります。
私が2年生の担任だった頃、先生のクラスの男の子が、1学期終業式の3日前にお休みしました。
もの静かで、何事もコツコツ頑張る男の子でした。
「歯が痛くて我慢できないので、歯医者に連れて行きます。」という母親の連絡。
その日の夜、その子の家に電話すると…、「虫歯ではありませんでした。」とのこと。
次の日もその子はお休みです。顎を検査してもらうため、整形外科へ…
その日の夜、その子の家に電話すると… 「顎ではありませんでした。」とのこと。
歯は悪くない… 顎も悪くない… 痛みはひどくなる…
1学期終業式の日、検査のために大きな病院にいきました。
その後、その子の家から電話がありました。お母さんは言いました。
「先生、うちの子… 白血病でした。」
白血病とは、血液のガンです。
結局、その男の子は、中学2年の1学期を3日残したその日から、卒業まで中学校に登校することはありませんでした。
つらい… つらい… 抗がん治療でした。
薬の副作用で、髪の毛は抜け、歩けなくなり、車椅子の生活でした。
それでも、がんに打ち勝ったその子は、高校に登校できるようになり、病に苦しむ人達の力になろうと、看護師になる夢をもちました。
半身不随、車椅子の日々の中、必死に努力を積み重ねたその子は、大学入試に合格しました。
さあ、看護師になる夢に向かってラストスパート…
大学への入学を1ヶ月後に控えた頃、ガンが再発しました。その後は、あっというまでした。
残念ながら、その子の人生は幕を閉じました。写真の中のその子の顔は、くもりのない、最高の笑顔でした。
その笑顔からは、その子が、夢に向かって『完全燃焼』したことが伝わってきました。
さて、笛南中学校のみなさん、1学期の生活、いろいろな成果や課題があったことでしょう。
夏休みは、1学期の自分を振り返るよい機会にしてください。
そして、自分のすべきこと、したいことを精一杯頑張る、そんな夏休みにしてください。 この夏休みを『完全燃焼』してください。
最後に、皆さんに「お願い」です。
ここにいる全員が、「生きて」 この場に戻ってきてください。
彼は、この場に戻ってくることは出来ませんでした。
みなさんは必ず 「生きて」 戻ってきてください。
お願いします。
良い夏休みを…。 以上です。




